KUMIKIについて

「組み木」とは、切り込みを入れた木材同士をつなぎ合わせ、しっかりとした立体に組んだり、木材を延長することができる伝統ある木造建築の技術のこと。その言葉を活かし、林業、木々や自然といった環境や、コンセプト、このプロジェクトに関わるさまざまな人々の想いがしっかりと組み木のように組み合っていくさまをネーミングにした。この先も、多くの人の想いが組み合わさって、KUMIKIというブランドが大きく堅牢になっていくことをイメージしている。

唯一無二のアイテム

自分だけのアイテムが欲しい。キャンパーなら一度ならずともそう思ったことあるはず。でも、市場にあふれているのは大量生産・大量消費の量産品ばかり。自分だけのオリジナルアイテムと呼ぶには、あまりに無個性すぎる。そんなキャンパーの想いに応えるため、「KUMIKI」というプロダクトが生まれた。キャンプ用品を「木」で作ることで、自分だけのアイテムに「育てる」ことができる。自分の手に馴染む、世界にひとつだけのアイテムの誕生だ。

「道」から生み出す「木」を活かす

山林に生まれ育った木々は山に「道」をつくるため人の手によって切り出される。KUMIKIのプロダクトは、その木から生まれる。これは林業をただの一次産業では終わらせない、KUMIKIとしての六次産業への取り組みだ。長い年月をかけて育ち、整備のために切り出された木々は、加工されて新たな役割を与えられる。木々や森、自然を楽しみ、大切にするキャンパーだからこそ手にしたい、サステナブルなプロダクトとして。

「育てる」アイテム

KUMIKIのプロダクトは、一本の木から削り出される。
そこに刻まれた年輪や木目、色味や木の風合い、ほのかに香りたつ「木」独自の匂いなど、その表情や容姿はそれぞれの木によって千差万別。もちろん、二つとして同じものはない。また、使い方次第で経年変化も加わり、傷さえも個性になる。そうして誰にも真似できない、世界に一つしかないアイテムへと育っていくのだ。